内装で床をリフォームするなら?床材の特徴や種類・メリットなど解説

内装で床をリフォームするなら?床材の特徴や種類・メリットなど解説

内装のリフォームで床材を変更するなら、設備との相性や場所別に適した床材を選びましょう。たとえば昨今人気のフローリングはメリットが多いのですが、一方でデメリットもあります。どの床材にも一長一短があるため、慎重に選びましょう。ぜひ、適した床材を選び、内装を素敵に変更してみませんか。

床リフォームに適した床材とは?

長く暮らしているとどうしても床の傷や汚れが気になります。しかし、リフォームをいざするとなると「どんな床材にしたらいいのだろう」と疑問に思う方もいるでしょう。内装で床リフォームをするなら、まずはどのような床材があるのか調べてみましょう。

フローリング床のメリットやデメリット

フローリングの床といえば、木材を使った人気の床材の1つです。フローリングは掃除が簡単になる、ダニやカビが発生しづらい、日々のお手入れが楽になるなどメリットが多く、だからこそ昨今人気になっています。

一方で、滑りやすい、歩くと足が疲れる、水に弱くすぐに汚れてしまうデメリットがあります。フローリングの床に変えるのであれば、転倒しやすい点には注意してください。

クッションフロアのメリットやデメリット

クッションフロアは、ビニールを利用した床材の1つです。水に強い、音が響かない、工費が安いなどのメリットがあります。対して、経年劣化しやすい、多少見た目が悪いなどのデメリットも無視できません。とくに安っぽく見えがちなのは大きなデメリットでしょう。

カーペットのメリットやデメリット

カーペットをフローリングの床に敷く方も多いでしょう。温かく肌触りがよいと人気です。保温性の高さ、滑りにくく転倒しづらい、肌触りがよいなどのメリットがあります。対して、汚れやすい、夏には暑いなどのデメリットが存在します。フローリングの床に転倒防止で敷くことも多いと思いますが、夏の快適さが見込めないのは欠点でしょう。

タイルカーペットのメリットやデメリット

カーペットをタイル状にカットしたタイプがタイルカーペットです。カーペットと大きな差はありませんが、タイル状にするメリットはもちろんあります。敷くのが簡単、一部だけに敷くなどデザインを楽しめる、汚れが取れやすいなどはメリットです。

対して、カーペットよりも硬いので触り心地が少々劣り、カーペット自体がずれやすい欠点もあります。おしゃれな床にするならタイルカーペットもおすすめですが、購入前にはデメリットも確認しておいてください。

床のリフォームは2種類ある?

床のリフォームでは床材も選ばないといけませんが、工法も注意が必要です。床のリフォームで使われる工法には、張り替えと重ね張りの2種類があります。それぞれのポイントをみていきましょう。

新しい床に張り替える方法

張り替えでは、一度床材をすべてはがさないといけません。そのとき下地の状態を見られるので、床の下にアリの被害や腐食がないか確認できるのは大きなメリットでしょう。ただし、フローリングをはがしてからの作業となるため、時間とお金がかかるデメリットがあります。

フローリングに重ね張りする方法

重ね張りは、すでにあるフローリングに新しいフローリングの床を張り付ける工法です。古いフローリングをはがす作業がない分、費用も抑えられ、工期も短いのが特徴です。

ただし、張り替えの際に床の高さが変わってしまう、腐食した下地に気づかないなどはデメリットでしょう。床の高さがあわないと転倒の危険性、クローゼットの扉が開かなくなるなどの問題もでます。

適した床材の選び方

床のリフォームではそれぞれ特徴がありますが、どのタイプが内装にあうのかを確かめないと工事も失敗する恐れがあります。以下に、床材を選ぶコツを解説します。

床の場所別に選ぶ

すべての部屋の床材を同じにする必要はありません。たとえば、汚れやすいキッチンにカーペットは避けた方がいいでしょう。このように、場所によって適切な床材を使う必要があります。普段過ごす部屋ならクッションフロア、カーペット、フローリングなどが向き、キッチンなどの水回りにはタイルや石材などが向いています。

設備との相性で選ぶ

部屋に床暖房などの設備を導入するのであれば、複合フローリングは避けた方がいいでしょう。火災が発生する危険性があるからです。同様に、石油ストーブと無垢フローリングの組み合わせも相性がよくありません。部屋に置く設備によって床材を選ばないと事故の危険性があるので気をつけましょう。

使う目的で選ぶ

部屋でペットを飼っている、お年寄りがいるなどの場合は、滑りやすいタイルや石材、フローリングなどは避けた方がいいでしょう。床材は使う目的に応じて選ぶ必要があり、選び方1つで事故を未然に防げます。滑りにくい床材にするなら、クッション性の高い、畳やカーペットがおすすめです。

フローリングの床が人気の理由

フローリングの床に人気があるのは、さまざまなメリットがあるからです。とくに、メンテナンスの簡単さは大きなメリットでしょう。フローリングの床であれば、汚れもすぐに拭き取れ、カーペットなどのように掃除機で吸えない場所にゴミが入ることもありません。

ハウスダストやカビなどのアレルギーがある方は、フローリングの床の方が症状は軽くなる可能性があります。効果を過信してはいけませんが、掃除が楽になるのは大きなメリットでしょう。

まとめ

内装リフォームで床材を選ぶ方法、床のリフォームの種類、床材の種類などご紹介しました。床のリフォームで人気なのはフローリングですが、メリットが多い反面、転倒事故がおきやすいなどの欠点もあります。まず場所に応じて適した床材を選ぶことが大切です。ぜひ、リフォームでの床材選びは慎重に行ってください。

床のリフォームを依頼したい場合は、ぜひ一度「株式会社Prime」にご来店ください。床仕上げの実績も豊富な当店で、お客様の内装にあった床のリフォームをさせていただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。

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